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責任表示の注記 | 序、自跋より | ||||||||||||||
印記・識語・書き入れ等 | 1丁オ右上に朱印「藤」、右下に朱印あり 27丁ウ左下に朱印あり(1丁オ右下と同じ印) 後見返しに書入れあり「吹とはす石ハあさま野分」 裏表紙に書入れあり「伊藤吉良兵衛」 序「江州大津松本之隠士観桂堂/砂石子/宝永四丁亥年春乙州之因/慇求不得止染筆畢」 跋(27丁ウ)「此記行終て後乙州以謂猶翁之文/かさね及ヒ烏の賦集集(繰り返しは踊り字)に洩ぬること/を惜み後集を加ンとおもひ企ぬ/江南〓[木偏・代]々菴乙州梓之」 奥「宝永六年孟春慶且/京寺町二條上町/書林{井筒屋庄兵衛/同 宇兵衛}板」 |
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備考 | 表紙文様 縦刷毛目 題簽 中央 無辺 「笈の小文 全」 縦17.2×横3.7cm(破れあり。大きさは跡も含む) 柱 「文 一(~二十七終)」 匡郭なし 紙帙あり、背に書き入れあり。「笈ノ小文」 22丁ウ本文に「翁名古屋に滞留の時有に/更科記行幸而爰に次」とあり、以下所謂『更科紀行』が続く。 挟み込み用紙あり「笈の小文 {半/一冊} 芭蕉遺稿 宝永六年/芭蕉の貞享四、五年の旅の記で、吉野紀行、卯辰/紀行とも呼ばれている。/稿本のままだったものを秘蔵していた乙州が/梓にはじめて上したものである。/更科紀行が添うている。」 10丁オに張り紙(付箋)あり「代〻の賢き人〻も古郷はわすれかたきものに/おもほへ侍るよし我今ははしめの老も四とせ/過て何事につけても昔の友なつかしきまゝに/はらからのあまたよはひかたふきて侍るも見/捨かたくて初冬空のころうちしくるゝより雪を/重ね霜を経て師走の末伊陽の山中に/至る猶父母のいまそかりせは慈愛のむかしも/悲しくおもふ事のみあまたありて/旧里や臍の緒に泣としの暮」 |
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影印・翻刻・解題 |
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