狗猧集 / [松江重頼]

書名
本標題 狗猧集[犬子集]
本標題ヨミ エノコシュウ
本標題ローマ字 ENOKOSHU
著者
責任表示
(著者・編者・撰者・評者など)
[松江重頼]
責任表示ヨミ マツエシゲヨリ
責任表示ローマ字 MATSUE SHIGEYORI
刊・写(地、者、年)
刊・写 刊本
出版地・書写地 [京都]
出版者・書写者 治右衛門
出版年・書写年 寛永21年(1644)
形態
特殊装訂 四つ目綴
数量 2
存欠の状況 全17巻(存1~5巻) 6~17巻欠
寸法(縦×横cm)
  • (1)14.1×20.4
  • (2)13.5×20.0
書型 横本
丁数
  • (1)80丁
  • (2)94丁
  • 計174丁
刷り・書写、保存の状態 虫損あり
所蔵
所蔵ID
  • 102714580
  • 102714599
請求記号 027/4-5/1
出版・書写の注記 (2)奥より
書名の注記
<巻頭以外からの場合>
(1)表紙書入「狗子集」、(1)背表紙書入(2)貼題簽(2)地部分書入「犬子集」
責任表示の注記 編者は日本古典籍総合目録より
印記・識語・書き入れ等 (1)
表紙朱書書入「□□東塔南谷浄教□/真如蔵 二百廿九慶」
表紙裏面書入「和歌山/天曜寺/雲蓋院/持物也」
表紙見返書入「俳諧集/犾子集 全」
1丁オ頭注書入「山門東塔南谷浄教房真如蔵 二百廿九慶」
序「・・・則守武千句犬筑波集右之両本に入たるハのぞ/き其後の発句付句其様宜/しく聞えけるを身つから書あ/つめて或古老の披見に入用捨/乃詞をくはへそゞろに比一集と/なし是を犬子集と号侍る抑/比ハ寛永八年如月より此かたニと/せあまりに国々所々より到来/乃句をもつて同十年睦月半/に記終ぬしかるを犬子集と云/事犬筑波をしたひて書たる故/也・・・」
裏表紙裏書入「常什具」
(2)
奥書「寛永廿壱甲申暦初秋上旬」「寺町通治右衛門開板」
後見返書入「寛文三歳癸卯林鐘吉旦 信利(墨印)」
備考 匡郭あり

(1)「巻一 一(~二、二、四~四十九)」「巻二 一(~三十一)」
(2)「巻三 一(~三十二)」「巻四 一(~三十九)」「巻五 一(~廿三)」

(1)
題簽なし 書き入れ題「狗子集」 背書入「五内 犬子集一之ニ」
表紙 紺色 雷文繋ぎ地文様
(2)
貼題簽 破れあり 表紙左部 「犬子集 二」11.1×3.0cm 地書入「犬子集 二」
表紙 丹色 雷文繋ぎ地文様

『愛知女子短期大学古俳書目録』では、「寛永十年版の別種本で合冊となっている。」「後刷本」とある。
『日本古典文学大辞典』には、「初版本は大本五冊・・・(中略)・・・再版本は二種四類あり、いずれも横本五冊」とあり、(1)(2)とも再版本であることは確かである。
影印・翻刻・解題
マイクロ資料 MF//888
翻刻・解題の情報 ○影印
『近世文学資料類従 古俳諧編1』(勉誠社 1972)※底本:赤木文庫蔵本
『犬子集上下 古典文庫』(1967)※底本:赤木文庫蔵寛永板
○翻刻
『芭蕉以前俳諧集下 俳諧文庫3』(博文館  1897)
『貞門俳諧集一 古典俳文学大系1』(集英社 1971)※底本:赤木文庫蔵本
など