書名 |
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刊・写(地、年) |
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形態 |
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内容 | 儒林拾要(『国書総目録』など)とも。著者・成立年代とも未詳。平安時代から鎌倉期にかけての様々な書式を、宣旨・院宣・院庁下文・官符・令旨・親王宣旨・検非違使庁下文・国宣・牒状・御教書・奏状などの項目に分け例示したもの。文書事務に携わる書吏などのための実務上の参考書であったらしい。 本書では年月日や固有名などを「 月 日 姓名某――奉」や「ム郡ム庄」のように表記しており、書式・文例集であることが分かる。 『続群書類従』31輯下 雑部で活字化されたものを見ることができる。 (「和本の世界」パンフレットより) ※源頼雄所持本を賀茂季通が写し、それを賀茂清茂の弟清眼が写し、さらに速水房常が書写したもの |
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所蔵 |
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書名の注記 <巻頭以外からの場合> |
書外題より | ||||||||||||||
出版・書写情報 |
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印記・識語・書き入れ等 | 「(朱書)「異本云」此本者多田末葉源頼雄所持之也/一覧之節遂懇望書写之了誠是/古代之文法可秘蔵者也/惟時延寶貮暦八月既望/正五位下賀茂季通」 「此書を見侍るに昔ハ常さまの事まてもかゝる/こと葉してかけるよといとゝその世のしのハしく/侍りて今の消息かつハゆへゆへ(繰り返し部分は踊り字)しき事ともに/及ふまていかにあさましくハなりもて行ける/事そとなけかしく覚にて/水くきの跡にむかしを見てそしるあさきにくたるあはれ世の中/右以季通自筆之本家弟清眼模写了尤可/秘蔵者也 清茂」 「此一冊ハ享保甲辰年の比書写しをきぬ然とも/誤字脱字又は錯乱等ありて識量しかたく美本/を待ところに庚戌年初秋清茂縣主の本を借用し/校合を加へ其後清書をとくへきの處暇なくしてす/て置しか黒田氏清書すへきのよしにて既に新写なり/ぬ実に古き文書の躰殊勝の書なり後世の亀鑑とい/ひつへし前に一首の哥をしるされしを見て及はさる/事なから/水くきの跡にむかしをとゝめをきて後の世まてのかゝミとはなる/寛延二戊巳年冬 速水房常」 |
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影印・翻刻・解題 |
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